『………………………』 女子寮である自室の天井をロナは ベットに仰向けになって見つめていた '' これだけは言っておく…自分自身 自分の能力を知っておくのが第一歩だ'' 『自分の…能力……』 議会室を出ていくとき 最後に声をかけられた時の陣教官の言葉が 脳裏に浮かぶ __コン、コン 「ロナ〜、ちょっといい?」 『スミ、レ?』 部屋のドアをノックした声の主はスミレだ