「どこ行った;?」 さっきまで腕を組んで動きを止めていた 八乙女の姿が居なくなっていたのだ 『どうして…どこにも居ないの;?』 「アレは''隠れみの術''」 『隠れみって自身を 背景に溶け込ませるってゆう……』 「あぁ…だからカラスには 相手がどこに居るのか見えていない」 控え席でそう話しているのはマツリとロナ… 一体カラスはどうなってしまうのか 2人はただ1人フィールドに立ち尽くしている カラスを見守ることしかできなかった