「それじゃ始めるわよ〜
まずは…'' サンドフィールド '' から 」
マイク越しから穂村の声が通る
何やら別室でパソコンを操作している模様
その間に何もないクリーンな床が
左右に分離されその下から
砂地(sand)のフィールドが現れたのだ
「すっげぇ………」
「今から3人でバトルをしてもらう」
『バトル?;』
「まずは桐原と久仁城……
どちらか負けた方から鳴海と対戦だ」
「ルールは?」
話しながらサンドフィールドへ
足を踏み入れる4人
マツリがこのバトルのルールについて聞くと
「ルールなどない…
動けなくなったらそこで終わりだ。
武器もお前ら為に
揃えへておいた好きなのを選べばいい」

