いつの間にか月日は経って、高校生2年生になった。
一学年2クラス規模の家から歩いて40分くらいの学校で、部活もあんまりない学校。
部活は強制で、中学時代に所属していた卓球部に入ろうとしていたけど、廃部していたから、裏方として演劇部に入部した。
進学をしたくて、そのお金を貯めるためにバイトも始めた。
「心和、おはよ!」
「おはよう、友理。」
友理は高校に入って初めて出来た友達で、同じ演劇部。
唯一…私の家庭環境を知っている人。
隣のクラスだけど、私を心配して休み時間になると必ず1回は顔を出しに来てくれる。
「最近前より痩せたんじゃない?顔色も悪いし…」
「ちょっと疲れてるだけだよ。」
「そう?あんまり無理しないでね?」
「ありがとう。」
他愛のない話をして、授業が始まるからと教室に戻って行った。
次は、数学かな。

