スーツの王子様~episode1~

「響月、死にたくねぇなら出んな。
1歩も。
必要なもんがある時は玄関の外にいる奴らに言え。」


真剣に説明するスーツの王子様


そんなに大変なの?


って呑気に思ってしまう私は


本当に子供だとおもった。



「あ、あとお願いがある。
職業柄俺ゎいつ死ぬか分かんねぇ
だから、朝出る時ゎ喧嘩してもしてなくても最高の笑顔で送ってくれ。頼んだぞ。」



え、それわたしの役目?!


それってお嫁さんか彼女さんの役目でしょ…笑


まぁ、頼られたなら。引き受けるしかないか!


「あ、うん。分かった。」


と笑顔で頷いた。


白田さんも黒田さんも笑顔で微笑んでいる。





「響月、もぉ風呂入って寝ろ。
今日と同じところな。
お前の部屋行っても何もねぇから。」



ん?

なんで?
はぁぁぁぁああ。


私の意見って反映されないの?

と思いながら

ハスキーを連れてトボトボ歩いていった。