もっと、キスして




「え…?」


「さっきの、店探してるとき。」



あ…私が泰成のスマホを覗き込んでたとき…?



「泰成、いつも女子との距離近えんだけど…。



凛は、俺の彼女だろ…。」



「…それは、ごめん私がうかつだった。」



「は?謝ってんじゃねー…。


お前は悪くねえよ。俺の心がちいせえだけだ。


…こんなんかっこ悪すぎるだろ。」




かっこ悪い…?何言ってんのこの人は。



「かっこ悪いなんて思わない。


…嬉しい。そんな風に思ってくれて。」




「…今まではこんな風に思うことなかったから、


正直自分でも戸惑ってる。


ごめんな。」



うつむいて小さい声で不安を漏らす龍青がすごく愛おしくて。



思わず、ふふっと息が漏れた。



「龍青、大好き。」