そのあとも海から上がって泰成を砂に埋めたり
ビーチバレーをしたりしているとあっという間に時間が過ぎた。
「そろそろ帰んないと遅くなるな…」
大貴のその発言に、ちのは寂しそうにする。
「…私…まだ、みんなといたいな…。」
あんまり楽しくて、そんなことを口にしてしまう。
「…俺んち泊まれば。全員で。」
そんな私に、龍青はそう口にした。
「そーじゃん、龍ん家泊まろうよ!
…せっかくなら花火したくね…?」
泰成の提案に、ちのはやりた~い!とはしゃぎだす。
「この辺に店ないから、とりあえず一回戻ってもいいかもね。」
「泊りの荷物もないし、一旦解散にするか。」
「うん!」
ちのは元気よく返事をする。
「じゃあ、片付けるぞ。」
「ちのちゃんと凛はそのへんでゆっくりしてていいよ~!」
「あんま離れんなよ。」
大貴に念を押されたので、近くの木陰で二人で休んでおくと、男子3人がテキパキと片付けをしてくれた。
