もっと、キスして


「駐車場は隠れるには絶好な場所だよなあ。…いい手だったけど…残念だったな。」
「10人で女1人なんて…あんたら卑怯な手しか使えないの?」
「卑怯だろうがなんだろうが俺らの知ったことじゃねえよ。」

喋っている男が、顎で指示をする。

私の両脇に立っていた男2人が、私を地面に叩きつけた。
夏のコンクリートは、暑くて、痛い。

「やめて…。」
「お前の目は、可愛くねえ。」

男は、タバコの火をつけながらこっちに近づいてくる。

「可愛い女に根性焼きすんのは楽しいだろうなあ。
おい、逃げねえと綺麗な体がまた汚れるぞ?」

私が急いで起き上がろうとするとお腹を蹴られる。
鈍い痛みに、少しだけ声が漏れた。

男はゆっくりと近づいてくる。

…いやだ。
もう、汚されるのは御免だ。

もう一度起き上がろうとして、またお腹を蹴られる。
痛くて、痛くて。
お腹を抑えて仰向けになった途端、タバコを吹かす男に足でお腹を思い切り踏まれた。

「っ……。」
「男でも声あげるんだけどなあ…。
お前はやっぱり可愛くねえ。
……この前は邪魔されたからな。
この前の分と合わせて何回か焼いとくか?」

やめて。
息が苦しくて、声が出せない。

男は、私に跨って首を締めてくる。

「こういうのも慣れてんだろ?
誰にされたんだ?

こうやりながら突くとな、ナカが締まって気持ちいいんだって知ってるか?」

言われてる内容なんて、入ってこなかった。
息が、吸えない。

苦しくて、意識が遠のいていく。

そんな時だった。