「お、わった、よ…凛。」
「うん、ありがとう。」
「待て。」
服を着ようとする私を、龍青が止めた。
「どうしたの…?」
「これ、どうした?」
お腹には大きな青アザ。
「あれ…?…あ、そうえば…」
「なんだ?」
「なんでもない。」
「ふざけんな。言え。」
龍青の顔が本当に怒ってて。
「…蹴られた。」
「誰にだ。」
「わかんない。」
「いつ。」
「捕まってた時。」
「もっと早く言え。」
「そういう状況じゃなかったでしょ、ばか。」
龍青が本気で怒ってるのは分かるけど。
「ちのが怖がるからやめて。」
「……………………すまん。」
「凛…本当に…蹴られた…だけ…?」
「うん。そうだよ。
…びっくりするよね、こんな体。」
