もっと、キスして



龍青の家に行くともうすでに泰成も大貴も中に入っていた。



「凛、シュークリームたべる?」



「え…!」



家に入ると突然泰成がわたしの大好物の名前を口にする。



「……凛ってそんな顔もするの?」



よくわからないことを言いながら顔を赤くする泰成。



どんな顔してたの…。



「龍青、いまのはやばくない?」



「ああ。

何がやばいってこいつの場合全部無自覚だからやばいんだ。」




「ねえちょっと、何の話?」



なんだか馬鹿にされてるみたいじゃん。



私のそんな問いに龍青は一瞬の沈黙を置いた後、




「…お前がきれいだって言う話だよ。」



そんなことを酷く真面目な顔つきをして言った。



「…なっ…に言ってんの!?ばか!」



顔が熱くなるのを感じる。


龍青をしり目に見ると満足げに笑顔を浮かべていた。



「むかつく~…!


ちの!シュークリーム食べよ!」



「食べる~!」



なんかやっぱりすこしムカつくから龍青の分もシュークリーム食べてやろっと。