もっと、キスして




やがてしばらくすると本当に何事もなかったかのように龍青と泰成が戻ってきた。



「帰るぞ。とりあえずお前は今日は俺んちに泊まれ。」



倉庫から出てくると、龍青はヘルメットを渡しながらそう言った。



「うん。」



正直、今の精神状態であの家に帰りたくないのは本音だった。



「龍、俺も泊まりた~い」


「勝手にしろ。


それと、篠宮も。凛と一緒にいたかったら来ていいから。」



「えっ…!いいんですか!」




「ああ。」



「じゃあ今日は全員で泊りパタだな!!!」



大貴があんまり嬉しそうに言うから、つられて笑ってしまった。



「とりあえずちのの荷物とってから龍の家行くわ。」



「ああ。俺も先に凛の家によってから行く。


距離的に遅くなるだろうから先はいっといてくれ。」



そういって大貴に鍵を渡す龍青。


相当信頼しているのだろう。