わたしの背中を強く踏みつけて、背中に乗っていた男をどかした。
「…っ」
「へえ…」
私の背中を見てすべてを悟ったかのような声を出した。
「慣れてんだな、そういうことされることに。」
「ならもう何されても平気か?」
2人のトップが話しかける。
答える気には、なれなかった。
違う。
いまからされることを想像したら、
声が出なかった。
「この何個もあるちっせえ跡は根性焼きだなあ?
そんなに好きならやってやるよ。」
反射的に、体が逃げようとする。
それを男が蹴って止めた。
「逃げんじゃねえ。」
「…、」
もう、声は出なかった。
