「見せて。」
「…いやよ。」
ごめんね、ちょっと乱暴許してね。
凛のことを助けるためなら
わたし、なんだってするよ。
女の胸倉をつかんで顔面から壁にたたきつける。
腕を引っ張って身動きが取れないようにした。
「見せて。
取るね。」
「やめ…っ」
ポッケから取り出したのは、ピンクのケータイだった。
「だれの。」
「ちが、」
さすがにわたしが手を出すとは思っていなかったのか、
女は相当慌てていた。
「ねえ、誰の?」
「わた、」
「じゃあケータイ番号いって。
かけてあげる。
違うケータイがなったら?どうしようか?
今凛がされてるのと同じことしてあげる。」
「ごめ、
ごめんなさ…」
「どこ?」
