別に、好きじゃないから!

「う…わぁ~!ここが新しい雑貨屋か~!」

その見た目は、まるでお菓子の家のようなファンタジックな外観だった。

「可愛いでしょ!名前もスウィーツっていうし!売ってる物もね、お菓子モチーフなのが多いんだよ!」

爽架が興奮気味で教えてくれる。

「…や、やべぇ…かわいい!!」

一番テンションがあがってるのは、意外にも龍悟。

「ほー…」

玲大も感嘆してる。でも興味は無さそう。

「なに、穂乃もこーゆーの好きだったりすんの?」

「うん!食べるほうも好きだけど、お菓子モチーフのグッズはもっと好きだよ」

「…ふーん…」

興味なさげに返事をしてうつむく玲大をみると、なんだか不安になってきた。
玲大が爽架とお菓子グッズを見ているところは、容易に想像できた。

「穂乃!ちょっとこっち来て!」

爽架に呼ばれたので行ってみる。
するとそこには…

「きゃーーっ♡♡」

なんとも言えない可愛さの、リアルなお菓子モチーフのアクセサリーが並んでいた。

「どーする?買っちゃう??おそろにしよーよ!」

テンションMAXの爽架は、ひとりで話を進めていく。
まぁ、私もお揃いを持つのは好きだけど。

「いいよ!どれにする?」

「これは?」

「これも良いね!」

「これかわいくない?」

ぽんぽん出てくる。
どれもかわいすぎてひとつに決められなくて悩んだけど…
結局、最初に見つけたビスケットがついたブレスレットになった。