別に、好きじゃないから!

昼休みになった。
爽架とは、移動教室も一緒にしてない。
今までこんなことなかった。
喧嘩しても仲直りしてた。
なのに…今回は、喧嘩さえもしてない。

「…爽架、お昼」ガタッ

「ごめん、玲大と食べて。」

そう言って爽架は教室を出た。

何で?何で避けるの?
私何かした?したなら謝るよ。
お願いだから、避けないでよ、いつも通りの2人に戻ろうよ

「っ爽架!」

私は爽架を追いかけて教室を出た。
────そのとき。

「穂乃?」

教室を出た瞬間に玲大とばったり会った。

「…玲大…。」

「穂乃、昼、2人で食べね?」

そのお誘いで来たのか。
見回すと、爽架の姿はどこにも見あたらなかった。

「…いいよ、どこで食べる?」