別に、好きじゃないから!

教室に入る。

「爽架!おはよ!」

教室に入るとまず真っ先に爽架の所に行く。私の日課。

「あ、穂乃。おはよう。」

───え?

「…爽架、どうしたの?」

「…え、なにが?」

「………」

…わかるよ、爽架。いっつも一緒にいるんだもん。
なんか、今日の爽架元気ないよ。それに、何となく一線おいて話してる感じのこの違和感。

…どうしたの、爽架…。

「…なんでもない。何かあったら言ってね。」

無理に言いたくないなら訊かないけど…。
まさかこれが前ぶれで、明日にはついにいじめとか始まっ…ないない!
あったとしても爽架がいるし、爽架には私がいる。
ふたりなら何とかできるよ。


ね?爽架。