別に、好きじゃないから!

「ねぇ、これ終わったらなんかご褒美くれる?」

ふいに玲大が言った。

「えー、…いいよ。宿題できたらサーティワンのアイスおごってあげるよ。」

まるで小学生の弟と会話してるみたいだ。ご褒美って、、///
玲大のこんなかわいい一面にもきゅんとしてしまう私。

「…アイスやだ。」

「え?」

玲大の顔がすごく近くなった。

「穂乃のちゅーがいい。」

「っな、なに言ってんの!///」

「はい、決まり。」

強引にそう決めると、玲大はものすごい集中力を発揮し始めた。

ちゅ、ちゅー!?ム、ムリムリムリ!!わぁぁ恥ずかしくなってきた!

「──っできた!」

「えっ?はやっ!!」

さっきの会話からまだ10分も経ってない。

「はい、ご褒美。早くして~?」

「~~~っっ!無、無理だってば!できないよ!」

そういうと、玲大は少し悲しそうな顔をした。
子犬みたいな目をしてせがんでくる。

「…なに?いやなの?俺とキスすんの。」

「えっ、い、いやじゃないけど!」

「‥なら、してよ。…ほら」

えっ、ほ、ほっぺとかじゃないの?く、くち!?
私からするの?で、できない!‥玲大と、…キス、はしたいけど、自分からなんてムリ!恥ずかしいよ!
早く、とでも言うように、玲大は顔を近づけてくる。

「──でっ、できない!」