別に、好きじゃないから!

「…いただきます。」

私は、あからさまに不機嫌な顔をして玲大が出してくれたお茶を飲む。
…コップ、可愛い~。

「…可愛いだろ、ツムツムのコップ。」

「えっ!う、うん。」

ふいに玲大が話しかけてきた。しかも、私の心がまるで読めているみたいに。

「…続き、やる?」

「続き?なんの?」

「おまっ、もう忘れたのか…さっきのキっ、キスだよ!」

え、なになに?なに、顔赤くしていってんの?しかも噛んでるし!
かわいいんですけど!
クールにオレ様に冷静に迫ってくると思ったら、今度は可愛く迫ってくるとか反則だし!
ちょっとからかってみよっ!

「わ、忘れてた…。」

「…は、まじかよ。」

冷静になった玲大がじっと私の目を見つめてくる。

「…じゃあ、、」

  _____二度と忘れられないようなやつをやってやる。_____

そう、耳元でささやかれた。
いわゆる、耳つぶ。

「えっあの、ごめ、ほんとは忘れてな…」

最後まで言い終わることはできなかった。唇を塞がれたから。

「~~~っっ!!!っぷはぁっ!」

「…鼻で息しろよ、ばか。ほら、やり直し!」

「えっえっ、いや、ちょっ!」

両手で顔の動きを制御され、本日、いえ、一生で4回目のキス。