最後に言う ~ ありがとうと ~

放課後。私は屋上へ向かった




ちょっと早く来すぎちゃったかな?




心の中で何回も練習した




練習をしていると




「早瀬?」




名前を呼ばれて振り向くとそこには




直斗くんがいた




「あっ!ごめんね?」




「大丈夫、で話って??」




そして私は話をした




「あのね、直斗くん…。私の片思いかもだけど、私ね…直斗くんのことが好きなの…!だから…私と付き合ってください!」




心の中で練習した通りに言えた!!




よかった…。あとは答えだけ!




「早瀬。」




断られるとおもった。だけど




「片思いなんかじゃないよ、俺も早瀬のこと好きだったから。こんな俺でいいなら付き合おう。」




といってニコっと笑った