「ひな、起きろー」


「んー…」


窓から差し込む眩しい光と声で目が覚める


私、森下ひな


高校1年生


「やっと起きたか」


そして私のベッドで頬杖をしているのは


岡田悠斗


同じく高校1年生


私の幼なじみ


「もう8時だけど?」


「えぇっ!?」


ガバッと勢いよく起き上がる


「なんでもっと早く起こしてくれないのよ~」