「でも、いずれ知る事になります」
「朱里の気持ちも考えろって、言ってんだ!ただでさえ、知らない時代に来ちまって、不安だってのに!」
いずれ知る事になる…?
あたしが、クロノスと同じ『時間』に関与する力をもってると、どうなるの??
この人は、知ってるのかな…。
「2人とも、まずは朱里の意見を聞くべきだと思うけど?」
そこに、今まで黙っていたアヤトが口を開いた。
「あっ…す、すまん」
タスクはあたしを振り返り、申し訳なさそうな顔をする。
「タスク…違う、謝らないで?」
だって、タスクはあたしを守ってくれようとしたんだもん。その優しさに、感謝こそすれ、謝られるのは違う。
「ありがとう、タスク」
「っ!!」
感謝を込めて、笑いかけると、タスクは口元を押さえて、あたしから目を反らした。
その頬と耳は、少し赤い。


