「わぁっ…!!」
空中にかけられた、ガラス張りの廊下で、あたしは立ち止まる。そこからは、都市を一望できた。
「空飛ぶ車……?」
不思議な光を放って、空を飛ぶ車達、空に写し出された、液晶の無い広告…。
何より、あたしのいる場所こそ、宙に浮く球体で、柱も、何も無いのだ。
「あんなのが、珍しいのか??」
興味津々にガラスに手をつくあたしに、タスクは不思議そうな顔をした。
「だって、空を飛んでるんだよ!!」
あたし達が夢だと思っていたモノが、未来では現実なんだ。
「今の航空力学的では、人間の通常姿勢を維持しながら、空を飛べる靴の開発も進んでるみたいだよ」
アヤトの言葉に、あたしは目を輝かせた。
「それって!空飛ぶ靴が出来るかもしれないって事だよね!」
すごい!すごい!すごい!
未来には、こんな夢が溢れてるんだ!!


