そして、部屋にあった鏡の前に立つ。 そこには、未来に来る前のあたしと同じ、高校の制服を着ている。ただ1つ、違うとすれば…。 「左目……」 緑色……ううん、クロノスと同じ、エメラルドの色…。 黒からエメラルド色へと変色した目に、左手をそえる。 あの時、左目がすごく痛くて、そこから、エメラルドの光が溢れて…時間を止めた。 頭の中で、クロノスの声が聞こえて、誰かがまるで導くように、力の使い方が分かった。 「何だったんだろう、あの力……」 自分がおかしくなったようで、不安になる。