「タスク、仲間に朱里の説明をした方がいい」
「でもな…朱里、大丈夫か?」
心配そうにあたしを見るタスクに、あたしは笑顔を返した。
「うん、平気。もう歩けるよ」
「安心しろ、朱里が倒れても、俺が抱えていくからな」
抱えてって……。
そういえば、タスクがあたしをここまで抱えてきてくれたんだよね、たぶん。
「タスク、力持ちなんだね」
「っ!そ、そうか!?」
少し照れたように笑うタスクに、あたしまでなんだか照れてしまった。
バカ、あたし何言ってるんだろ。恥ずかしい…。
「タスク、良い歳して照れてるの?」
アヤトの絶対零度の瞳がタスクに向けられる。
「おい!その犯罪者を見る目はやめろ!」
そんな2人の会話を聞きながら、あたしはそっとベッドから降りた。


