私は、佐藤 香。中学3年生。
今はもう5月。中3になってから一ヶ月が経ち、新しいクラスにも馴染めてきた。
　　　　　　　　　　　　　　キーンコーン…♪♪
　　　　　　　　　　　　　　「ねぇ〜香！香は好きな人いるの？」
ＨＲが終わってすぐに私の後ろの席に座っている彩が聞いてきた。
関口 彩はクラスで一番仲のいい。
「う〜ん…いないわけじゃないな〜《笑」
「え！？マヂ？だれ〜〜？」
人の恋バナが大好きな彩はしつこく聞いてくる。
「ってか、好きって言うよりは気になってるんだけど…（////)」
フッと頭にそね人が浮かんで思わず顔が赤くなった。
「そうなの！？何組の人？」
ここまでくると後には引けない…。　　　　　　　　　　　　私は思いきって、「よ…4組の人」と答えた。
クラスを言っただけだけど、私はもう限界に達っしていた。
「ハハッ！すっごい顔真っ赤〜林檎みたい《笑」
「だって〜《泣」
「まぁ、これ以上はいいや。香の反応が予想以上に面白かったから、今日は許してあげる♪」人の事遊んでたんかい！ま。いっか？
そんなこんなで今日の一日は始まったのでした。