翌朝。
思った以上にいい天気。
気分はとてもいい...とはいえない。
朝からジュースはこぼすし、パンは焦げるし。
久々というほど悪運が続いた。
「なんだかな。朝から嫌なこと起きやがって...」
少し不機嫌で俺はそうつぶやいた。
そして後ろから空が追いかけてきた。
「うっす!!おはよーさん!!」
「相変わらずテンション高いのな」
そこが俺のいいところと言わんばかりの笑みを浮かべていた。
「あ、そうそう、今日昨日助けてあげた子に会う予定だったろ??
わりいけど俺いけないわ」
おいちょっとまて。
全く話したこともない彼女と2人っきりでいろっていうのかよ!!
そんなこと思っているとそれを察知したのか空は話を続けた。
「まあ、ほら。助けてやったのはお前だし、お前だけ行くのが普通だろ??俺はお前に何かあったら嫌で近くにいただけだったからな」
確かにそうかもしれないけど、女性と2人っきりになったことないぞ。
まあ、行くだけ行くか...
そう腹をくくった。
真面目に授業は受けて4時間目の授業も終わり、現在時刻は12時40分。
急がなくても大丈夫な時間帯だ。
荷物をまとめてすぐにコンビニ前に向かった。
時刻は1時。
予定の時間まであと30分。
空は予定が入って来れなくなったことが今は1番辛い。
女性と2人きり、しかも後輩。
これだけ緊張することはまずないだろう。
正直にいえば高校受験の緊張よりも緊張している。
「はあ、緊張しすぎてお腹が痛い...」
俺はぼそっと口にしていたら後ろから方を叩かれて
「大丈夫ですか?」
ちょっとびっくりして後ろを振り返ると彼女だった。
あの一言だけでよく気づいたな〜と思っている俺に対して彼女は
「まさか、よく俺だってわかったな!とか思っていますか?」
と笑って俺にしゃべりかけてくれた。
なんか嬉しかった。
「確かにそう思ったよ。よくぼそってでた声で俺がわかったね」
驚きながら俺が答えると
「目が見えなくなってから耳がすごく敏感になって、多分先輩よりも声は聞こえるし覚えも早いですよ!」
若干自慢げに俺にそう話をしてくる。
こんなにフレンドリーに話してくれると俺も話しやすい。
「あ、そうだ。自己紹介まだだったね。
俺の名前は竹内 優よろしく!」
「あ、私の名前は井口 美優です。よろしくお願いします!」
すごく話しやすいし、緊張もほぐれてきた。
多分彼女のおかげだと思う。
あんまり女子と話すのは得意ではなかったから不思議な感覚だ。
「優先輩って呼んでもいいでしょうか...」
「ああ!!全然構わないよ!!じゃあ俺は井口さんでいいかい??」
「全然大丈夫です!!」
10分ほどコンビニ前で挨拶を済ましたり少し雑談をしてた。
その時に空が来れなくなったことを伝えると「そうですか...」と少し残念だという表情になっていた。
まさかあいつに気があるのでは!
と、考えたが流石にないよな。
お互い昼ごはんを食べていなかったので食事を取ることにした。
彼女の好きなものを食べに行こうと俺が言うと
「助けていただいたのは私ですから、優先輩が決めてください!」
と、言われてしまったので、イタリアン料理でも食べに行こうか、と誘ってみた。
彼女は笑みを浮かべて「是非行きましょう!!」と言ってくれた
正直ここは田舎の方だけど駅の方に行けばそこそこ人がいる。
ショッピングモールもあるし遊ぶのには困らない。
俺と彼女はショッピングモールの3階も食事フロアのイタリアン料理店に入った。
「ここのお店は結構オシャレでね、女性限定の料理もあるんだよ」
「へー、よく来るんですか?」
「まあ、月に2回か3回くらいかな。基本的に朝、昼、夜と自分で食事は作ってるから」
俺がそう言うと彼女は
「ええ!!すごいですね!料理得意なんですか!?」
と食いついてきて、今度料理教えてください!!!と言わんばかりの食いつきだった。
思った以上にいい天気。
気分はとてもいい...とはいえない。
朝からジュースはこぼすし、パンは焦げるし。
久々というほど悪運が続いた。
「なんだかな。朝から嫌なこと起きやがって...」
少し不機嫌で俺はそうつぶやいた。
そして後ろから空が追いかけてきた。
「うっす!!おはよーさん!!」
「相変わらずテンション高いのな」
そこが俺のいいところと言わんばかりの笑みを浮かべていた。
「あ、そうそう、今日昨日助けてあげた子に会う予定だったろ??
わりいけど俺いけないわ」
おいちょっとまて。
全く話したこともない彼女と2人っきりでいろっていうのかよ!!
そんなこと思っているとそれを察知したのか空は話を続けた。
「まあ、ほら。助けてやったのはお前だし、お前だけ行くのが普通だろ??俺はお前に何かあったら嫌で近くにいただけだったからな」
確かにそうかもしれないけど、女性と2人っきりになったことないぞ。
まあ、行くだけ行くか...
そう腹をくくった。
真面目に授業は受けて4時間目の授業も終わり、現在時刻は12時40分。
急がなくても大丈夫な時間帯だ。
荷物をまとめてすぐにコンビニ前に向かった。
時刻は1時。
予定の時間まであと30分。
空は予定が入って来れなくなったことが今は1番辛い。
女性と2人きり、しかも後輩。
これだけ緊張することはまずないだろう。
正直にいえば高校受験の緊張よりも緊張している。
「はあ、緊張しすぎてお腹が痛い...」
俺はぼそっと口にしていたら後ろから方を叩かれて
「大丈夫ですか?」
ちょっとびっくりして後ろを振り返ると彼女だった。
あの一言だけでよく気づいたな〜と思っている俺に対して彼女は
「まさか、よく俺だってわかったな!とか思っていますか?」
と笑って俺にしゃべりかけてくれた。
なんか嬉しかった。
「確かにそう思ったよ。よくぼそってでた声で俺がわかったね」
驚きながら俺が答えると
「目が見えなくなってから耳がすごく敏感になって、多分先輩よりも声は聞こえるし覚えも早いですよ!」
若干自慢げに俺にそう話をしてくる。
こんなにフレンドリーに話してくれると俺も話しやすい。
「あ、そうだ。自己紹介まだだったね。
俺の名前は竹内 優よろしく!」
「あ、私の名前は井口 美優です。よろしくお願いします!」
すごく話しやすいし、緊張もほぐれてきた。
多分彼女のおかげだと思う。
あんまり女子と話すのは得意ではなかったから不思議な感覚だ。
「優先輩って呼んでもいいでしょうか...」
「ああ!!全然構わないよ!!じゃあ俺は井口さんでいいかい??」
「全然大丈夫です!!」
10分ほどコンビニ前で挨拶を済ましたり少し雑談をしてた。
その時に空が来れなくなったことを伝えると「そうですか...」と少し残念だという表情になっていた。
まさかあいつに気があるのでは!
と、考えたが流石にないよな。
お互い昼ごはんを食べていなかったので食事を取ることにした。
彼女の好きなものを食べに行こうと俺が言うと
「助けていただいたのは私ですから、優先輩が決めてください!」
と、言われてしまったので、イタリアン料理でも食べに行こうか、と誘ってみた。
彼女は笑みを浮かべて「是非行きましょう!!」と言ってくれた
正直ここは田舎の方だけど駅の方に行けばそこそこ人がいる。
ショッピングモールもあるし遊ぶのには困らない。
俺と彼女はショッピングモールの3階も食事フロアのイタリアン料理店に入った。
「ここのお店は結構オシャレでね、女性限定の料理もあるんだよ」
「へー、よく来るんですか?」
「まあ、月に2回か3回くらいかな。基本的に朝、昼、夜と自分で食事は作ってるから」
俺がそう言うと彼女は
「ええ!!すごいですね!料理得意なんですか!?」
と食いついてきて、今度料理教えてください!!!と言わんばかりの食いつきだった。
