君と秘密のラブレッスン



「……そういうふうに誘われること、多いから」

「はい?」


しかし、観念したように言った崎本くんのセリフも、私にはさっぱり意味がわからない。


誘われる、ってなに。

考えてみてもやっぱりわからなくて更に深い角度に首を傾げた私に、崎本くんはいらついたように顔を顰めた。


「お前、恋愛偏差値小学生並みか?察しろよ」

「はああ!?失礼な、私だって人並みに恋愛経験くらい……っ」


ないですけど。

悲しいかな、片想いの経験しかないですけど!

でも、ここでそれを白状するのはなんだか悔しい。


「ていうか、今は恋愛の話じゃ……。って、え、もしかして」


誘うってまさかそういうこと!?


声に出しながら察してしまった私は、驚いて目を瞠った。