君と秘密のラブレッスン


着ていたのはやっぱりLINEで、イトコの真嘉(まひろ)からだった。

中学までは一緒だったけど、高校はそのまま地元の公立に通っている。


なんだろう、彼氏とののろけ話かなー。

ぼんやりと予想を立てながらメッセージを開いた私は、しかしその内容が信じられなくて、2度読んだ。


『仁科(にしな)くん、最近野球部のマネージャーといい感じだよ。

つぐみ、次はいつ帰ってくるの?このまま放っておいていいの?』


……嘘でしょ。

私がいない間に、そんな。

そんな!!


「ほっといていいわけない!!」


思わず声に出してしまった、真嘉への返事。


「えっ!?」

「ちょっとつぐみ、いきなり何!?」


いきなり叫んだ私に周りがドン引いていることにも気がつかないまま、私は『今週末帰る!!あとで詳しく聞かせて』と返信したのだった。