紅の印

「遠路はるばるご苦労、アイゼリオ姫。長旅でお疲れだろう。話は明日にでも出来る。今日は休まれてはいかがか?」


ご苦労だと思っているのなら「私を嫁に」なんて言わないでほしかったわ


おかげでこっちはくたくたよ


「お心遣い感謝します。そうさせていただきます。」


良かった、やっと人気のない所へ行ける


「フィル、アイゼリオ姫を部屋に案内しろ。」


「御意。では姫様、こちらへ。」


私は陛下に深く礼をして、控えていたメリアを連れ部屋に向かった