「大ちゃん!!」
去ろうとしてる大ちゃんの背中に叫べば、その足は動きを止めてゆっくりと振り向いた。
大ちゃんの顔を見れば、喉元につっかえていた言葉がスッと簡単に出てきた。
「好きだった…ずっと大好きだったよ!!」
大ちゃんの眩しい笑顔には敵わないかもしれないけど、精一杯の笑顔を見せる。
モヤモヤしていた気持ちが伝えたことによって一気にスッキリした気がする。
大ちゃんはしばらく驚いて固まっていたけど、やがて持っていた花束をこっちに向ける。
「…俺も……いや、
ありがとな…ずっと好きでいてくれてありがとな!」
いつもと変わらない大ちゃんの笑顔なのに、今日は今までで一番輝いて見えた。



