この青空が溶けて見えなくなる前に。




今度の日曜日は友達と遊ぶ約束でもしてるのだろうか。



でも友達じゃないと感じるのはどうして?



私と話してる時よりも愛しさを感じるのはどうして?



電話をしてる相手は友達かもしれないのに、胸が締め付けられるように痛むのはどうして?



そう思いたくないのにそう思ってしまうのはどうして?



「………希子?」


「……っ!」



誰かに呼ばれてハッと我に返ると、私の肩にヤナが手を置いてこっちを見ていて。



そんな悲しそうな目で見ないで。



同情してるような目をしないで。



まだそうと決まった訳じゃないんだから、やめてよ。



もうこれ以上考えたくなくて、知りたくなくて、私はその場から静かに立ち去った。