『ありがとう』その一言が届くまで



つぎの日に担任から、駿希が転校した事を聞いて、クラスのみんな驚いた。


私は……泣いた



もう一緒に吹くことは無いんだって実感して ひたすら泣いた


もう駿希の無邪気に笑う姿が見れないんだって



そんなふうに歩いていたら、いつもは周りを見ていた私が、赤信号に気付かず車に轢かれた。