やっと声の主が分かったようで、こちらをぱっと向いて、すぐに立ち上がる。 「詩麻ー!どうしたの?」 一気に女子の視線が私の背中に集中する。 「あっ、・・・えっと、ね。」 「ん?どうしたの?」 おうちゃんはいつものことのようで、女の子たちが群がっている事なんて気にも留めていなかった。