―――みんな、変わった、ほんとうに。
ずっと変わらないと思ってた。
変わって欲しくなかった。
でも、私たちは変わっていくんだ。
変わっていかなきゃいけない運命。
―――そもそも、運命って何?
もう簡単に、大好きって言えないね。
馬鹿みたいに、騒げないね。
―――私は、いつからお面をかぶるようになったんだっけ?
――――――ザァッ
ひときわ大きな風が吹いて、はっと我に返る。
「みんな!授業始まっちゃうよっ」
私が声をかけると、みんな我に返ったようで。
慌てて教室へ向かっていった。
――――――あんな質問、
投げかけた私がバカだった。
柔らかい芝生を踏みつけて、私たちは中庭をさって行った。
