「くあー!!やっとお昼だあー!!!」
ぐぐっと伸びをする藍実。
あんまり、授業に集中出来なかった・・・。
いつも授業中お喋りばかりしてる蓮君。
今日はすごく静かに受けていて。
逆に静かすぎて集中できなかった。
「そうだね。どこでお昼食べる?」
私が聞くと、藍実はうーんと頭を抱えた。
「屋上とかはー?」
「うん、そうだね。教室はスタンダード過ぎてつまらないしね。」
それに、あの教室は息が詰まる。
「じゃあどうするかぁ。」
そんな会話をしながら、私たちは廊下をふらふらしていた。
「じゃあもう屋上でいいよ。」
「そうだね。」
そうふたりで決めた時だった。
廊下の奥の方に、女子に囲まれキャーキャー言われている、
おうちゃんと隆貴が見えたのは。
