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午後五時。正門に向かって歩いていると向こうから「おーい」と呼んでいる。

呼ぶ方に耳を傾けると手を振りながらこちらに走ってきた。

私「久振りだね。あい」
あいは小学生からの友達で私のことを一番にわかってくれる親友だ。

あい「ゆう〜。久しぶりだね〜！少し大人っぽくなった？」

私「そうでもないよ笑」

他愛もない会話を続けてると

ゆき「みんなー久しぶりであるなー！あれ？まだうみ来てないの？」

あい「おひさーゆき！うみだけ来てないんだよね~。うみが遅刻なんて珍しいなー」

私「そうだねー、いつも五分前には待ってるのに、珍しい。先入ってようか」

そして私たちは先に入って待っていることにした