「できたっ」

「お疲れ」

そう言ってフッと笑う久瀬君に、

ドキンっ…

…再び胸が高鳴った。

「えっと、じゃあこれ出してくるね」

「いや、別に俺も行くけど…「ううん、待たせちゃったし私が行くよ。ちょっとだけ待ってて」

そういうと久瀬君が作ったデータの入った

USBを持って職員室までいき、

2人で他愛のない話をしながら帰った。