っ!

「昨日の話、続きしたいんだけど?」

「は…はい。」

「改めて言う。俺と付き合ってくれ。自分勝手でごめん…」

「はい…よろしくお願いします。」

私は深くお辞儀した。

涙がポトっと、畳の上に落ちて消えた。

「泣くなよ。あと、家では敬語もなし!社長って呼ぶのも禁止!誠也って呼べよ?俺も会社以外は繭ってよんでるんだから。」

な?と言って首をかしげる。

「わかっ…た。」