「しゃちょう…どういうことですか?」 私はひそひそ声で社長に聞く。 「言っただろう…お前がいつの間にか好きになってた。って言ってんだよ。」 そう言うと社長の顔が少し赤く染まったような気がした。 暗くてはっきりは見えないけど。 嬉しい…。でも、 「しゃちょう…お母さんたちが起きてしまいます。明日話しましょう。」 そう促すと社長はしぶしぶ自分の布団に戻った。