ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 翌日 「佐伯君!おはよう。」 「三国さん…おはようございます。」 会社で繭を見かけた。 佐伯?とかいうやつと一緒にいるらしい それに結構親しそうだ。 (あんな笑顔なの初めて見たかも) 繭よりまだ年下っぽいな。 「三国さん、このあと一緒にランチしませんか?」 「あ、ぜひ…っ?!」 おれは繭の口元を押さえた。 「このあと三国さんに僕も用事があるので。」 そう言って繭を連れ去った。