誠也さん…?

なにを考えてこんなことしてるのかわかんないよ。

「以上。それだけだ。」

そう言って誠也さんは私を連れて社長室にきた。

「変に噂が立つ前に先に発表した。お前に許可なくしたのは謝る。」

そう言って頭をさげる。

「やめてください!いつかはばれるから!」

そう言うと優しい目で見下ろして私の頬にそっと手を当てる。