「うん…ごめんね、仕事あるのに…。」

「いいから気にすんな。あとどれくらいでうまれそうだ?」

「わかんない、でもまだって言われてる。」

そっか…。

会社ということも忘れて大きな声で電話をしてしまった。

まあいいか、どうせバレるだろ。

それからすぐ病院に向かい、繭の出産に立ち会った。