「そ、そんなことあれは本当に素晴らしい企画だったと思います。メディアにも取り上げられたし、お客様が増えたきっかけです。だから優木さんはすごい」
「何が違う?俺と篠宮の。俺だってあの企画は自己満足で立てた。ニーズやコスト、需要よりも先にこれをしたら喜んでくれるかもしれないって私情も挟んでな。自分の企画を自分自身が信じてやらなくて誰がそれを認めてくれるんだ?」
優木くんの言葉に本当に涙が出そうになるけれど、さすがに職場では泣きたくない。桐島さんは泣いてるみたい。
そして、彼女は私の目の前で優木くんの胸に飛び込んだ。
「なんで、なんでそんなに篠宮さんを庇うんですか?酷いです。あたしは優木さんのことが好きなんですよ」
私の、彼なのに。苛立つ気持ちをグッと抑える。優木くんはモテる。かっこいいし、優しいから。
今までは目を逸らしていた。自分には縁のない人だって。でも、今は「触らないで」と言いたくて仕方ない。
「何が違う?俺と篠宮の。俺だってあの企画は自己満足で立てた。ニーズやコスト、需要よりも先にこれをしたら喜んでくれるかもしれないって私情も挟んでな。自分の企画を自分自身が信じてやらなくて誰がそれを認めてくれるんだ?」
優木くんの言葉に本当に涙が出そうになるけれど、さすがに職場では泣きたくない。桐島さんは泣いてるみたい。
そして、彼女は私の目の前で優木くんの胸に飛び込んだ。
「なんで、なんでそんなに篠宮さんを庇うんですか?酷いです。あたしは優木さんのことが好きなんですよ」
私の、彼なのに。苛立つ気持ちをグッと抑える。優木くんはモテる。かっこいいし、優しいから。
今までは目を逸らしていた。自分には縁のない人だって。でも、今は「触らないで」と言いたくて仕方ない。

