火曜日
私達優勝者の4人は某有名事務所にいって契約をした。もちろんこのことは、中学の時の友達にもまだ言ってない。
みんなを驚かせたいから。
でも、一番の問題は親。
まだ言えてないんだよなー
判子も勝手に借りて押しちゃったし、初めての雑誌を持ってて説得しようかな。
「もしかして、大橋さんと神谷さんてあの大橋商事と神谷財閥と関係あるの?」
事務所の社長が聞いてくる。
「はい。実は、どちらもその社長の息子です。」
「なるほどねー。それはいい宣伝になるわ。で、そこの高木さんと高橋さんも?」
「いや、私は普通の庶民です。」
「俺は、銀行の頭取の息子です。」
「なるほどねー。さすが青葉。まあ、高木さんも売り文句はお嬢様、御曹司の通う名門エリート高のトップっていうのがあるから大丈夫よ。」
うわー。社長さん綺麗だし優しすぎる。
「ありがとうございます!!」
「あ、あとこの事務所のルール教えるわね」
