とりあえず1冊ずつ買おっと。
お母さんにも見せなきゃだし。
私は急いでコンビニを出た。
さっきの女子高生にバレたらやばいし。
「ただいまー。」
「ちょっと!あすか!!」
なんかお母さんが呼んでる。
「これ、どういうこと?」
そこにはすでに私が表紙の雑誌が3冊。
「いや、あのね。コンテストで優勝して、その特典がモデルデビューだったから、、」
「なんでなんも言わないのよ」
「いやだって、、、。とめられると思って」
「とめないわよ!」
「え??」
「子供が本気でやりたいと思って努力することをとめるわけないでしょ!」
「え、、お母さん。」
「ただ、なんもきいてなかったからビックリしすぎて」
「ごめんなさい、、。でも私、頑張るから!」
「そうね。やるって決めたからには頑張りなさい。」
「ありがとうお母さん。」
「これ、良く写ってるわねー。特にこの男の子と。」
「いや、それには深いわけがあって、、、」
「これ、この前の子でしょ?いーじゃない。読んだら御曹司だっていうし、、。玉の輿!玉の輿!」
「いや、だからね、、、」
お母さんは私と未来くんの仲を全く疑ってなかった。
まあ、それだけ上手くとれたってことだし、いっか。
「あ、ただ勉強はおろそかにしちゃダメだからね!」
「次も一番とれるように頑張りなさい。」
「分かってるよ。ほんとにありがとう」
