そしたら窓越しに彼と目が合った。


数秒間見つめ合う。


彼の目は真っ直ぐで。私の濁ってる目とはかけ離れている。



私「ふっ」


自分を嘲笑うかのように笑う。

彼と私の間には見えない線が引かれているようで。



見るのが辛くて目をそらす。


丁度駅に着く。

彼はまだ私を見ているようで視線をかんじる。