「髪の毛きもちいい!」
女子から髪の毛をさわられるのは嫌いじゃないと思った。
「触らんでよ」
「やーだねっ」
キャラで言えばかわいい妹キャラというところ。
「ババ抜きならわかるよね?」隼人が唐突に投げ掛けた
「最後にやったのいつだっけ、でも強いはず!」
相手側も一人ではない。こちら4人に対してあちらも4人の計8人。厳しいが女子が男子一人一人の間にはいるという座りかたにはおおいに賛成だ。
この形がとられたのには2つ理由があった。
1つは隼人とまゆの友達の藤村〈藤さん〉と付き合っていたから隣にしてあげようという心配りから。
もう1つは女子のなかにいた嫌われ者の隣に座りたくない女子が3人いたからだ。
俺のとなりに座ったのは学校1の巨乳と唱われるほど胸のでかい高橋と髪の毛を俺のことが嫌いで俺の髪の毛をさわりたがるまゆ。
その席はその日だけだった。
次の日からは藤さん、まゆ、嫌われものの3人しか来なかったからだ。
それでもまゆは隣に座った。
「嫌いなのに横?」
「だって優しいもんっ」
「そりゃどーも」
その日行われるのは王様ゲームだった。
1から6までの数字とキングを用意しシャッフル。
ランダムに皆が引いていきキングを引いたものが王様になる。
単純だ。
「いちばんが五番にビンタする」
スタートから5分もしないうちに隣にいるまゆの魅力を知ることとなった。
俺が持っていたのは2番だった。でも指令がでたとき持っていたのは5番。
カードは隣のまゆに預けてあったのだ。都合が悪くなると自分のを俺に返してくる。
「ダメ??」
「いいよ、べつに」
「痛いもんでもないし」
「ありがーとっ」
上目遣いは女子にとって最大の武器となることを知った。このときのまゆは今までにみたことのないほどにかわいかったから。
女子から髪の毛をさわられるのは嫌いじゃないと思った。
「触らんでよ」
「やーだねっ」
キャラで言えばかわいい妹キャラというところ。
「ババ抜きならわかるよね?」隼人が唐突に投げ掛けた
「最後にやったのいつだっけ、でも強いはず!」
相手側も一人ではない。こちら4人に対してあちらも4人の計8人。厳しいが女子が男子一人一人の間にはいるという座りかたにはおおいに賛成だ。
この形がとられたのには2つ理由があった。
1つは隼人とまゆの友達の藤村〈藤さん〉と付き合っていたから隣にしてあげようという心配りから。
もう1つは女子のなかにいた嫌われ者の隣に座りたくない女子が3人いたからだ。
俺のとなりに座ったのは学校1の巨乳と唱われるほど胸のでかい高橋と髪の毛を俺のことが嫌いで俺の髪の毛をさわりたがるまゆ。
その席はその日だけだった。
次の日からは藤さん、まゆ、嫌われものの3人しか来なかったからだ。
それでもまゆは隣に座った。
「嫌いなのに横?」
「だって優しいもんっ」
「そりゃどーも」
その日行われるのは王様ゲームだった。
1から6までの数字とキングを用意しシャッフル。
ランダムに皆が引いていきキングを引いたものが王様になる。
単純だ。
「いちばんが五番にビンタする」
スタートから5分もしないうちに隣にいるまゆの魅力を知ることとなった。
俺が持っていたのは2番だった。でも指令がでたとき持っていたのは5番。
カードは隣のまゆに預けてあったのだ。都合が悪くなると自分のを俺に返してくる。
「ダメ??」
「いいよ、べつに」
「痛いもんでもないし」
「ありがーとっ」
上目遣いは女子にとって最大の武器となることを知った。このときのまゆは今までにみたことのないほどにかわいかったから。
