瑠唯くんの笑顔、好きだなー
近くで見てたいなー
私に笑いかけてくれないかなー


なんて思いながらじーっと瑠唯くんの顔を眺める。
学校ついてからの日課。



「どした?さっきからじーっとこっち見て」


『いや、今日もカッコイイなーって思って?……なんちゃって!』



「あやちん惚気過ぎ~!!」


『もう!そんなんじゃないってば!!』



「え、でも今ので愛菜がしのみーのことらぶってことがよーく分かったよ?ね、しのみー!!」



「からかうなよ、中野」


なんて他愛のない話をしながら教室へと向かった。