あぁ愛しいレグルス…
ありがとう。
その言葉が聞きたかった。



だけどあなたは王子。

私は魔女。

その愛はいつか終わるの…?



「あっははっおっかしー!レグルスやっぱり変だ!好きなのは、このクッキーでしょ?」

とっさに試すように、思っても無い質問をぶつける。


しかし彼はいっそう手を強く握り言ってくれた。


「ミラ。僕は君が好きだ。」