君に遺された恋

だけどある日イレギュラーな事態が発生する。


いつものように小屋に男を誘い込み
さぁ、今から…という時に
以前関係を持った男が複数人入ってきた。


「トリア。君はいつもこうして男を騙してたんだね。
その気にさせて振るなんて…
可愛いトリアのやることじゃないよ。
俺達をバカにした罰、受けてくれるよね?」


そう言いながら近寄る男らが私を壁際に追い詰める。

私は既に服を着ていなくて、抵抗できずにいると
男らが無理やり私の両手を縛り上げ
私の顔に向けてナイフをちらつかせた。


顔…


「やめて…!!!」


私は震える声でめいっぱい叫んだ。


しかしここは人里離れた所…
もう、私駄目だ…


そう思った瞬間、小屋のドアが勢いよく開いて見知らぬ女の人が入ってきた…!

「ったく。アンアンキャーキャー毎日うるっせぇなぁ!」